専門家による収納コラム

収納できない私の成長記(3) -開かずの間-

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物置部屋が開かずの間に!?

友人宅に感化され、コの字ラックを取り入れてみるものの、ちっとも片付かなかった前回。コの字ラック収納に敗れた結果、床に置かれていたモノたちは、カゴの中に山積みに。下の子も生まれ、ドタバタと育児に追われていた間にも、モノは増え続け、カゴたちもパンパンになり、とうとう置く場所がなくなってしまいました!

まずいわ!と思ったものの、子供も小さくまだまだ手のかかる時期。片付ける時間は、ない。ここは一時避難所として、3LDKの一部屋を物置に替えちゃおうと決断(=諦め)。

ひとたび物置と決まった部屋は、みるみるうちにモノが占拠していき、急の来客には対応不可能。「遊びに来るなら、3日前に知らせてね!」と友人に告知し、ブルドーザー式に物置部屋に集結する始末。そして、そのまま放置されることとなり気づけば8畳間は、ドアが半分しか開かない「開かずの間」となっていたのです。

「開かない」は収納見直しサイン

みなさんのご自宅は大丈夫ですか?
例えば!ショップの紙袋が沢山クローゼットに押し込められているとか?
スプーンやフォーク、菜箸が引っかかって、引き出しが開かないとか。
床に脱ぎっぱなしの衣類・・・などなど。

扉が「開かない」は収納の危険信号です。一度、お部屋の中を見回してみてくださいね。
さて、私のその後はというと、子供たちが大きくなり、とうとうアレが必要になったのです。そう、子供部屋。あの「開かずの間」を「子供部屋」に変えなきゃいけない!でもどうやって?そんな収納苦手な私が「整理」の大切さを気づくことになるのです!

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※上記の専門家コラムに関するご質問、お問合せは、原則受付けておりませんのであらかじめご了承ください。

コラムニスト 中山真由美 インブルーム株式会社

筆者の写真

片付けられなかった自身の経験からアドバイスします!

基礎知識とほんの少しの努力を身に付ける事で、今まで無駄に家事で費やしていた時間をもっと家族の為、自分の為に使えるようになり、生活が一変しました。是非皆様もお片付けをして、人生をもっと楽しく快適に過ごしてみてはいかがでしょうか!

【所属】 インブルーム株式会社
【メディア】 「一人暮らしをとことん楽しむ!」(主婦と生活社)、「ビズマム冬号」(ベネッセ)、「サンキュ!特別版 ココハピSHOP10月11月号」(ベネッセ)出演など多数。
【著書】 「収納のきほん おさらい帖」(小学館)など多数。
【資格】 整理収納アドバイザー1級

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